世界品質
〜沖縄とフランスのコラボレーション〜

 
 
 

 

    

・開発履歴・

2000年
11月

沖縄県工業技術センター訪問
 センター指導のもと、沖縄初「カーブチー精油」抽出実験に着手
 (ラボレベル)。
 シトラスの芳醇な香りに遭遇し、香水づくりの着想を得る。

 

2001年
04月

沖縄県中小企業製品開発費補助事業応募→採択
【研究テーマ】 水蒸気蒸留法による県産柑橘の精油抽出技術の確立
  ※圧搾法から蒸留法への転換により、少ない原料(果皮)から高品位なエッセンシャルオイルの抽出が可能となる。
【技術支援】 沖縄県工業技術支援センター

2002年
07月

(財)おききんふるさと振興基金応募→採択
【研究テーマ】 沖縄産柑橘『カーブチー』の高度付加価値利用
  ※カーブチーの種子・果肉・果皮など素材の可能性や加工後の残さ(廃出物)の活用法など、総合的利用について研究。
【外部協力】 沖縄県農林水産部/北部農業改良普及センター
  沖縄県農業試験場/名護市場

2004年
05月 第一回フランス訪問(金城)
 パリ在住Perfumer(調香師)面会。
  ※カーブチー精油の可能性評価及び香水開発の協力依頼

06月 第一回Perfumer沖縄来島
 カーブチー産地視察・農家訪問及び関係機関との打ち合わせ。

08月 沖縄県地場産業振興事業費補助事業応募→採択
【研究テーマ】 カーブチー精油を活用した香水開発及び海外販路開拓
【技術支援】 沖縄県工業技術センター
【外部協力】 沖縄県農林水産部/北部農業改良普及センター
  沖縄県農林試験場/名護市場
10月

第二回フランス訪問(金城)
 香料見本市視察(グラース)及び香水試作打ち合わせ。
 フランス国内にてカーブチーの香料(新素材)登録完了。

 

2005年
05月

カーブチー精油を香料の主原料とした香水のレシピ完成

10月 第三回フランス訪問(金城)
 委託工場視察及び香水充填立ち合い

11月

第二回Perfumer沖縄来島
『UTAKI』完成披露/先行予約受付開始

 

2006年
01月 20日、[UTAKI」Yahoo!ショッピングサイト『島人ぬ宝』
にて特別協賛。100本限定先行予約受付開始。

04月 許認可取得 販売開始!           
・カーブチーについて・
学術名 Citrus keraji var.kabuchii Hort.ex Tanaka
   
名前の由来 カーブチーは沖縄の方言名です。
「カー」は皮で「ブチー」は厚い、つまり 「皮が厚い」ミカンという意味で、
カーブチーと呼ばれるようになりました。
   
産  地 古くは県内各地に散在していたようです。
現在では沖縄本島北部すなわち本部町、名護市、大宜味村、国頭村、今帰仁村を
中心に少量栽培されています。
   
来  歴 カーブチーは沖縄在来の寛皮性のカンキツ類で、ケラジ(花良治)の1変種とされています。
その来歴は謎に包まれており、詳細な来歴調査記録がありません。
ただしいくつかの口承を残されています。
   
約550年前の琉球王朝時代に、尚泰久王(1415〜1460)が記念木としてカーブチーを越来村(ごえくむら/現沖縄市)に賜ったと伝えられています。 
越来村から沖縄県北部大宜味村にも植樹され、かつてカーブチーのことを“越来”と呼んでいた時期もありました。
また昭和26年ごろまで、樹齢200年の古木が大宜味村に存在していたことも伝えられています。

これらの口承から、カーブチーは1445年以前には既に沖縄に導入され、1700年代に大宜味村および北部近隣へ伝わったと推定できます。

 

・精油について・
精油ってなぁに?
 ひとことで言うと「香りの素(もと)」です。
 エッセンシャルオイルともいいます。
 植物から、この香りの素(=芳香成分)をとりだすにはいくつかの方法があります。
   
精油をとりだす方法
 大きく分けて5つの方法がありますが、
 ここではカンキツ類で用いられる抽出方法をご紹介します。
   
圧搾法   
 ライムやオレンジなどカンキツ類で全般で広く利用されている方法です。
 果皮をつぶして搾り込み、液体をとりだします。
 この液体がエッセンスと呼ばれる、エッセンシャルオイルです。
 熱を加えないため、他の方法で抽出されたオイルに比べると変質しやすいという特徴があります。
水蒸気蒸留法 

 原料となる植物の花・葉・茎・種・木・根などに水蒸気を吹き込んで植物体内の細胞を壊し、
出てきた精油(香りの素)を水蒸気とともに連れ出して冷却します。
 すると水蒸気の中に取り込まれていた精油が分離して「水と精油」の二層に分かれるので、精油部分を取りだすことができます。

 
カーブチーはどうしてるの?
 カーブチーの精油抽出では典型的な圧搾法を用いず、
 カンキツでは極めて稀な《水蒸気蒸留法》で抽出を行いました。
 これにより熱変性の少ない安定した芳香成分を抽出することができました。
   

 果実の収穫時期、果皮の適性形状、水蒸気の適性量、蒸留・冷却の時間管理および温度管理などなど、
地道に培ってきた抽出ノウハウを活かして優れた品質のエッセンシャルオイルづくりに取り組んでいます。

 
 

 

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