コーレーグスの歴史 イメージ
【伝 播】

 トウガラシなどの中南米原産の栽培植物は、1492年に新大陸(アメリカ)を発見したクリストファー・コロンブスによってスペインに持ち帰られ、ヨーロッパ各地に広がりました。その後、わずか1世紀の間に東南アジア各地に広まりました。

 日本へ伝わったのは、1542年にポルトガル人宣教師が持ち込んだのが最初といわれています。しかし、1592年に加藤清正が朝鮮から持ち帰ったという説もあり、様々な伝来ルートがあったと考えられます。

 沖縄では、高麗草、もしくは高麗胡椒が方言読みになってコーレーグスと呼ばれるようになったといわれています。高麗というのだから、朝鮮半島から伝わったのだろうともいわれますが、1713年に成立した琉球王国の歴史書である『琉球国由来記』には、薩摩から伝来したという記録があり、日本から伝わったことになっています。

 しかし、日本各地や小笠原諸島で栽培されているキダチトウガラシと沖縄産のものは、遺伝的には別の系統であることから、沖縄のコーレーグスは甘藷(さつまいも)などと一緒に東南アジア(フィリピンなど)から直接伝来した可能性もあると考えられています。



【用 法

<薬用としての効能>

頭痛、結膜炎、歯痛、咳、肺病、腹痛、下痢、破傷風、二日酔い、湿布代り



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【名 称】

コーレーグス
コーレーグース
コーレーグースー
コーレー
クス
クッスー
クッスゥ
クソゥ
フス
トンガラシ
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<香辛料>

1)沖縄で最も馴染み深いのが、泡盛に漬け込んだコーレーグス。9〜10月の収穫時期に摘んだコーレーグスを軽く水洗いし、1〜2日陰干ししたあとで、泡盛に漬け込みます。

2)コーレーグスを干して、乾燥したものすり潰して粉末状にしたもの。

3)生のコーレーグスをすり潰し、オリーブオイルに浸して、ペースト状にしたもの。

4)生のコーレーグスを刺身醤油に潰して使います。




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